プログレッシブフレームワークVue.jsとは? ~概要を簡単に解説~

Vue.jsとは

 Vue.js(ビュージェイエス)とは、ビュー(View)層に特化したライブラリです。要するに、目に見える領域のコンテンツをうまく取り扱うことができるということですね。

 Vue.jsはどんな時でも、どんな規模でも段階的に柔軟に使えるプログレッシブフレームワークという設計思想を持つそうです。なかなか抽象的な言葉だと感じますが、この思想によって、プロジェクトの開発初期において必要最小限の学習コストですぐに動かして試せるにも関わらず、規模の大きなシステムにおいても必要な機能や他のライブラリを組み合わせて徐々に対応できるというユニークな特徴を持っているそうです。

 こういった特徴によってVue.jsは人気を獲得しているらしいです。

Vue.jsの歴史

 Vue.jsはEvan You氏によって開発されました。2014年2月にバージョン0.8が公開されたことで正式に世に出たそうです。その後、2015年10月に1.0が、2016年10月に2.0がリリースされ現在に至っています。私はWebの言語に触れたのがごく最近のことなのであまり、Vue.jsの誕生が最近のことだといってもいまいちピンときませんね。

 Vue.jsは成長を続け、多くのユーザー、企業から資金援助を受けながら、作者はフルタイムでオープンソースソフトウェアのプロジェクトとして開発を行なっています。

 フレームワークの開発と聞くとプログラム言語の開発みたいなイメージを勝手に持っていますが相当難しそうですね。私のレベルでは、到底できそうもないです(泣)。

 

 開発チームが紹介されていましたのでリンクを貼っておきます。https://jp.vuejs.org/v2/guide/team.html

 

Vue.jsの特徴

1.学習コストが引くい

 Vue.jsは多くの読者にとって、使いやすいものとなっています。以下にに使用例を載せてみます。

[JavaScript]

var vm = new Vue({

  el: "#app",

  data: {
    message: "hello"

  }

})

 

[HTML]

<div id="app">

  <p>{{ message }}</p>

</div>

 

JavaScriptとHTML側のテンプレートを記載しました。{{ }}が独特ですね。

 

また、Vue.jsは、ビルドツールやパッケージなどの知識は必要なく、すぐに一通り書くことができます。インストールなど実際に使い始めるまでの手間もほとんどありません。

 

コンポーネント指向によるUIの構造化

 コンポーネントとは、ある機能を構成する部品のことを言います。Vue.jsはUIを構造化し、コンポーネントとして利用できます。そのメリットは、保守性の向上、再利用性の高さが挙げられます。プロジェクトの規模が大きくなるに連れてこの強力さがわかるそうですね。

 

 データバインディングに関しても色々と書きたいのですが長くなりそうなので、ここでは割愛します。

 

Vue.jsの設計思想

 最後に設計思想に関して、書いていきたいと思います。JavaScriptフレームワークはVue.js以外にもいくつか存在しています。では、それらとの違いはなんなのでしょうか?それは、Vue.jsの根底にあるプログレッシブフレームワークという考え方にあるそうです。

   "フレームワークはどんな時でときにでも、どんな規模でも段階的に柔軟に使えるべきである"

これが、プログレッシブフレームワークの主張だそうです。

 

 

いかがだったでしょうか?ちょっと単調な文章で読みにくかったかと思いますが、Vue.jsの概要を説明しました。概要としては、内容が薄いのですが今回はこの辺にしておこうと思います。ではまた。